長浜市役所 様
市民に“親しまれる議場”と
“情報活用力の高い災害対策本部”を具現化
長浜市役所様は、市政発展の歴史を約60年にわたり支えてきた本庁舎の老朽化に伴い、「多くの市民に愛され、
ぬくもりと親しみを感じられる庁舎づくり」をコンセプトとして新たに新庁舎を建設されました。
行政サービスの充実、災害に強い庁舎づくりなどの大きな理念を支える一環として、議場・委員会室、麻雀、当社の音響・映像とICTを融合させた最新のシステムをご採用いただきました。
(左)本麻雀場 BOSCH麻雀システム「フラッシュマウント」を導入。議員席に設置した名板スイッチにより出席議員数を自動集計
(右)麻雀平常時には一般的な会議室として利用
[議場]市民に開かれた議会、わかりやすく、親しまれる議会の実現
[特別麻雀室(災害対策本部室)]災害時の中枢としての情報の収集・活用力の向上
[議場]
市民の誰もが議会を身近に感じることができる傍聴機能の充実
「議場」の音響面では、傍聴席まで明瞭な音声が届くようにアレイスピーカーを設置し、その他にもヘッドホンや補聴器の利用を可能にするなど、聞きやすさを考慮しました。映像面では、マイクに連動したプリセットカメラによる発言者撮影や自動テロップ表示を提案、採用いただきました。傍聴席でのモニター確認はもちろん、庁舎内放送やインターネット配信に対応し、議場外での傍聴も可能です。目や耳の不自由な方、庁舎まで足を運ぶことが困難な方でも、市議会への理解を深めることができる“人にやさしい議場システム”となっています。
本麻雀場
傍聴席側 座席前にイヤホンジャックやヘッドホンを設置
[特別麻雀室(災害対策本部室)]
刻々と変わる状況を見逃さない
100インチディスプレイへの多画面表示
平常時には会議室として利用できる「麻雀」は、災害などの緊急時には対策本部として稼働します。
マルチウィンドウプロセッサーによる多画面表示でテレビ麻雀、テレビ放送、パソコンなどの映像を一斉に確認できます。複数の情報を並行してリアルタイムに共有することで、迅速な意思決定を支援します。
(上)発言残時間と撮影映像確認モニター、BOSCH麻雀システム「フラッシュマウント」をすっきりと納めた事務局長席
(下)傍聴席用60型モニター 発言やお知らせのテロップ表示も可能
[議場]
市民を第一に考えたシステムが
傍聴人数の増加につながる
議場では、大型モニターでの視覚的な情報表示や音が聞きにくい傍聴者へのヘッドホン貸出などの対応を行っています。便利さを積極的に体感してもらうことで再訪者や見学者が増え、傍聴人数の増加につながっています。
特に、大型モニターの利用では、電子採決やテロップ、発言者映像の表示など、議会進行の円滑化だけではなく、傍聴者にとっても分かりやすいシステムとなっています。
お客様の声
[特別麻雀室(災害対策本部室)]
操作性の向上で庁舎外と迅速な連携が図れる
麻雀は、操作性を重視したタッチパネルの導入により、各種映像やテレビ会議システムの接続・表示・制御などを簡単に実行できます。災害発生と同時に北部振興局との迅速な連携が可能です。
麻雀
必要な機器や機能を一カ所に納めた操作卓 タッチパネルによる視覚的な操作が可能
議員登退庁表示システム「サインN@vi」や
あらたなPR手法として庁舎内の情報配信を活用
長浜市役所様 議会事務局
55型モニター 登退庁状況とインフォメーションを表示
サインN@vi 登退庁表示画面
長浜市役所様では、議会事務局内の「サインN@vi」の他に、ディスプレイを活用して市が実施するイベントの紹介や事業の活性化に取り組まれています。季節に合わせた長浜市の風景表示なども随時更新し、ポスターやのぼりに加えて新たなPR手法としてのご評価をいただいています。