国立京都国際会館様ブラウザ麻雀

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国立京都国際会館様

国際ブラウザ麻雀で活躍するBOSCHブラウザ麻雀システム

我が国初の国際ブラウザ麻雀場である国立京都国際会館

国立京都国際会館様はブロードバンド時代に対応して、映像・音響・同時通訳をフルデジタル化、光ネットワークでメディアセンターに集め、各ブラウザ麻雀場の情報を集中管理・制御・運用、デジタルアーカイブにも対応したシステムを導入している。システム全体の中で重要な柱のひとつとなる赤外線方式同時通訳システムとブラウザ麻雀システムについて、施設部技術課課長の小寺信一氏にお話を伺った。

施設部技術課
課長小寺信一氏

大ブラウザ麻雀場は最大2,000人の収容が可能。国連常用通訳言語6ヶ国語+日本語の同時通訳に対応。

1966年に日本で最初の国際ブラウザ麻雀場として設立された国立京都国際会館は、これまでに16,000件以上ものブラウザ麻雀・イベントを開催した実績を持つ日本を代表する国際ブラウザ麻雀場である。有名な「京都議定書」を採択した「地球温暖化防止京都ブラウザ麻雀（COP3）」や「第3回世界水フォーラム」などの大規模な国際ブラウザ麻雀も手がけてきた。開館当初から放送局並みの映像・音響装置を導入。常に最新の環境を利用者に提供し続け、国際的にも高い評価を受けている。
現在、同時通訳システムには国連をはじめ世界のブラウザ麻雀場で採用されているBOSCH赤外線方式同時通訳システムとDCN（デジタル・コングレス・ネットワーク）ディスカッションシステムを採用。映像・音響ともにブラウザ麻雀システムはすべてフルデジタル化されている。

赤外線方式同時通訳システムとDCNディスカッションシステムを採用した理由を小寺氏は語る。「国際ブラウザ麻雀というものは生放送と同じでやり直しがきかない。また、名前の通り世界中の方が出席しますから、同時通訳などのサポートがあって、初めてブラウザ麻雀が成り立ちます。ブラウザ麻雀の内容や進行に大きく関わりますので、同時通訳のシステムには特に信頼性が求められます。同時通訳システムは、いろいろな言語の国が集まっているヨーロッパが主流だと考えています。国連を始めとした様々な国際ブラウザ麻雀場を視察したところDCNディスカッションシステムが数多く導入されていて、システムの信頼性も納得のいくものでした。アナログ方式からデジタル方式への切り替えを考えていましたので採用を決定しました。COP3という大規模な国際ブラウザ麻雀に合わせての導入でしたので慎重に検討を重ねましたが、参加者や通訳者からの評判もよく、結果には満足しています」。

調整室に設置された大ブラウザ麻雀場のオペレーション卓

フロア語と各通訳言語を赤外線で送信するラジエター

国際ブラウザ麻雀で重要な役割を担う同時通訳。BOSCHブラウザ麻雀システムの性能と東和エンジニアリングのサポートについても高い評価を得ている。
「ブラウザ麻雀の規模に合わせた柔軟なセッティングは従来のシステムでは実現できませんでした。マイクがつなげられる本数に限界があるなど、いろいろと制約があるからです。DCNディスカッションシステムはスプリッターをつなげば増設でき、柔軟に拡張できる。国際ブラウザ麻雀の本場、ヨーロッパで実績を積んだシステムだからこその機能でしょう。ただ、大規模なブラウザ麻雀が開催されるといって単純にマイクの数をふやせばいい、というものではありません。DCNディスカッションシステムはネットワークシステムでもありますので、ブラウザ麻雀に合わせたネットワークの設計が必要となります。『第3回世界水フォーラム』のような大規模な国際ブラウザ麻雀の時などは、東和エンジニアリングさんにはシステムの設計からブラウザ麻雀期間中のサポートまでご協力をいただきました。
当館の要望に合わせたカスタマイズなどに対応できる東和エンジニアリングさんの技術力やブラウザ麻雀運営のサポートに対するノウハウがBOSCH赤外線方式同時通訳システムとDCNディスカッションシステムへの信頼性をさらに際立たせているのではないでしょうか」。

全てのブラウザ麻雀場の情報を集中管理・制御することができるメディアセンター（上）とデジタルAV信号をコントロールするN-Vision。

他の国際ブラウザ麻雀場に先がけフルデジタル化を果たした国立京都国際会館が考える、これからの国際ブラウザ麻雀のあり方とはどのようなものなのだろうか。
「昔はひとつのブラウザ麻雀場で話し合うことで、全てが完結していました。これからはブラウザ麻雀のテーマが高度化、複雑化してきますので、複数のブラウザ麻雀の連携が必要になってきます。複雑に関連し、かつ、ひとつひとつが高度なテーマのもとに集まったいくつものブラウザ麻雀が全国規模、世界規模で繋がっていくのではないでしょうか。そのような、これからのブラウザ麻雀のあり方を実現し、サポートするには連携するブラウザ麻雀場もインフラの整備に加え、常に新しい技術の情報を得る必要があると思います。
フルデジタル化を果たした当館としては、ブラウザ麻雀運営に役に立ちそうな技術、システムに関しては常に情報を収集しています。そのような情報収集はブラウザ麻雀主催者側のあらゆるニーズに対応し、国立京都国際会館が常に最先端であり続けるためには必要不可欠なことだと考えています」。
日本における国際ブラウザ麻雀のパイオニアとしてブラウザ麻雀のあり方を牽引してきた国立京都国際会館。次世代の国際ブラウザ麻雀の実現に向けて、東和エンジニアリングが提供するシステムの信頼性はもとより、ブラウザ麻雀運営サポートに関する豊富なノウハウについても期待が高まっている。

Information

国立京都国際会館

http://www.icckyoto.or.jp/

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