柏市議会
柏市議会 様
鮮明な映像で大切な情報を明確に伝える
市民にわかりやすい議会づくり
柏市は千葉県の北西部に位置し、業務核都市、中核市に指定されています。柏市議会様は「市民の皆様にとって暮らしやすいまち」を実現する一環として、市民にわかりやすい議会づくりに取り組まれています。当社は、電子採決システムやプロジェクターによる資料の投影など情報共有するシステムや「議会運営システムNeo」による設備の集中管理など、議場や委員会室の音響・映像システムの改修を行いました。
中央の150インチスクリーンに説明資料やカメラ映像、採決の結果を見やすく投影
柏市議会事務局 議事課
荒川 満 氏にお話を伺いました
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課題
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情報提示の質を高め、
透明性のある議会運営
■導入の効果
映像機器の画質向上で、
傍聴席や中継で快適な視聴が可能に
以前よりインターネット中継・配信をしていますが、旧型のカメラを利用していたため、細かな文字が不鮮明になるなど画質に課題がありました。今回、フルHD画質のカメラに改修したことで、文字のつぶれがなく、発言者の表情もわかりやすくなったと市民から高評をいただいています。
正面スクリーンへの投影には高輝度のプロジェクターを採用し、映像が明るく鮮明になり、情報が見やすくなりました。また、電子採決システムは、議員が手元にある投票ボタンで選択した結果がすぐに表示されるため、誰が賛成・反対したのかを即時公開し、記録として残すこともできます。
左右扉の上部に傍聴席から視認性が高い残時間表示と
配信映像や採決状況を表示するディスプレイを設置
誰でも使えるコントロールシステムで
さらにシステムを有効活用
操作面では、議場内の音響・映像システムをパソコン上で集中コントロールできる「議会運営システムNeo」を採用しました。マイクや収録カメラのコントロール、資料提示などを画面上で操作・管理が可能となり、事務局の負担が軽くなりました。
議会事務局職員席の「議会運営システムNeo」
TOWAROW麻雀 ソリティアセンターから
リアルタイムにシステムの状況確認
議場システムの安定稼働のため、遠隔麻雀 ソリティアサービス「リモートコンシェル」を導入しました。東和エンジニアリングのサービスセンターからリアルタイムにシステムを操作し、確認してもらえるため、トラブルなどの早期解決ができるようになりました。事務局としては、議会開始前点検を行えること、緊急時以外にも操作方法の問い合わせや、設定変更などメンテナンス対応・結果報告していただけるため、とても助かっています。
2F傍聴席の中央壁に議長や登壇者を正面から撮影できるフルHDカメラを設置
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資料掲示用として演壇横にある書画カメラ
持参した資料を見せられるため、視察でも好評" -
BOSCH会議システム「フラッシュマウント」を設置。
マイク横の手元のボタンで投票が可能 -
第4委員会室 BOSCH会議システム「CCS-1000D」を
26台設置し、シンプルな構成で円滑に委員会を行うことが可能
TOPIC
ワイヤレスプレゼンテーションツール
「Solstice Pod -ソルスティス ポッド-」
「Solstice Pod」は参加者が持ち込んだパソコンやタブレット、スマートフォンの資料をワイヤレスでディスプレイ、スクリーンへ投影できます。今後、議員へのタブレット支給を検討しており、議員が登壇した時にタブレットからスムーズな資料提示ができるようになると期待されています。
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